給付基礎日額のポイント
1.給付基礎日額とは
給付基礎日額とは、原則として労働基準法の平均賃金に相当する額であり、労災保険の保険給付額を算出する基礎となる金額として用いられる。
2.給付基礎日額の計算方法
給付基礎日額は、保険事故の発生が確定した日の直前3か月間にその労働者に対して支払われた賃金の総額を、その期間の暦日数で割った1暦日あたりの賃金額として計算する。
3.給付基礎日額の最低額
給付基礎日額の最低額を「自動変更対象額」といい、毎年8月1日に見直される。令和6年の8月1日からの自動変更対象額は「4,090円」である。