継続事業のメリット制について
1.メリット制の要件
(ポイント)
①メリット制は保険料と保険給付の額の比率に応じた労災保険料の割引・割増制度
②メリット制は「規模」「継続性」「収支率」の3つの要件を満たした場合に適用される
③規模要件は原則100人以上の労働者を使用する事業が対象
④継続性要件は連続する3保険年度において労災保険の保険関係が3年以上であること
⑤収支率要件は連続3保険年度間の収支率が85%超または75%以下であること
⑥収支率は保険給付額に対する確定保険料の割合のこと
2.メリット制適用の効果
(ポイント)
①要件を満たせば保険料率が60%〜140%の範囲内で割引・割増される
②連続する3保険練度の最終年度末の翌々年度から適用される
③一括有期事業の場合は保険料率が65%〜140%の範囲内で割引・割増される